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読書、音楽、ゲームなど、エンターテインメント系の趣味について書きます。

【Music】 At The Gates "The Red In The Sky Is Ours"

 

スウェーデンのデスメタルバンド、アット・ザ・ゲイツの 1st アルバム。1992年作品。これは結構ややこしい感じの内容です。バタバタとしたドラムや邪悪なギター、絞り出すようなデス声など、デスメタルの体裁を取りつつ、何故かちょっとだけヴァイオリンが使われていて、しかもそれが全然曲とマッチせず、完全に浮いている辺りが、謎です。他のほとんどの楽曲は、曲としてのイメージが湧いてくる以前の問題と言ってもいいような代物で、音のバランスも悪いですし(ギターだけがやたらとデカくて、ドラムがしょぼい)、ちょっと辛い作品でありました。痙攣気味のドラムがバタバタしすぎているところが、曲に入りこめない原因なのかもしれません。よく聴くと、展開が面白い曲も散見されますが、全体的にはやっぱり、音の作りそのものが良いとは思えなくて、厳しい内容でありました。

 

Red in the Sky Is Ours (Dig)

Red in the Sky Is Ours (Dig)