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読書、音楽、ゲームなど、エンターテインメント系の趣味について書きます。

【Music】 Mute Math / Armistice (2009)

 

ニューオリンズ出身の4人組バンド、ミュートマス (MUTEMATH) による2009年リリースの 2nd。

 

前作も相当好きでしたが(2006年のベストアルバム)、今作はその期待を上回る内容で、素晴らしかった。満点。単なるギターロックバンドにとどまらない多彩な表情は、前作からもその片鱗を見せてはいましたが、今作ではそれを更に推し進めた形で、ひと言では言い表せない複雑な楽曲が並んでいて興奮します。プログレ色が強まったと言えばそうなんですが、複雑でもテクニックに走ったり妙に落ち着いてしまったりすることなく、勢いを保ったまま突っ走ってるところが、このアルバムを素晴らしいものにしているのだと思う。ソウルミュージックのような展開の楽曲まで出てきた時は、どこまで惜しげもなく出してくるのかと、思わず唸りました。全体の雰囲気についても、どこか妖しさというか、色気のようなモノを醸し出しており、大変に良いです。相変わらず電子音の使い方は上手くて(ごく自然にテクノからの影響を表現しているという気がする)、技術的な安定感も高いと思う。若さと同時に老練さも感じさせる、絶妙なバランスの上に成り立っているのが、とても不思議な感覚で、それが興奮につながるのです。前作の「Typical」のような、ギター一発で持って行くような楽曲は無くなったのですが、すべてが底上げされてスケールもアップした結果、音像が一瞬おきに目まぐるしく様相を変えつつ、ひたすら高いテンションで押し寄せてくるという、とんでもないアルバムになっていました。私にとっては非の打ち所のない、奇跡のような内容でございます。最高です。

 

Armistice

Armistice

 

 

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