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【Music】 Locksley / Be In Love (2009)

 

ウィスコンシン州マディソン出身の4人組バンド、ロックスリーによる2009年リリースの 2nd。

 

初めて聴きましたが、あまり良くない意味で「聴いたことがないのに、どこかで聴いたことのある音楽」だと思います。パワーポップやガレージの体裁を取りながらも、ソウルやジャズまで取り込んだ仕上がりで、音楽性は豊かです。最後まで安定感もあるのですが、しかし、なぜか心に残りません。何だろうこの薄味感。レトロな要素を幅広く吸収している上、コーラスワークを始めとする演奏面も申し分なく、個々の要素を書き連ねると、それほど悪い印象を抱きようもないはずなのですが、数ヶ月後には、聴いたことすら忘れてしまうような、無味無臭感が漂ってます。ここだと拠って立つ部分が無いのか、レトロな形式に敬意を払いすぎてて突き抜け感が弱いのか…。全体的に、ビートの刺激が足りないのかもしれません。丸っきり印象だけでしかなく、言いがかりに聴こえるかもしれませんが、とにかく引っかからないのでした。曲自体の出来は良いですし、何かスパイスがあると、とても好きになれそうなバンドなのですが、今作の印象はこんな感じです。

 

というわけで、一応、今後に期待しつつ終わります。それにしても、こういった作品のように、既存の音楽の「最大公約数」的で「逆戻り」しているような音楽が、不特定多数のトライブを結び付けるポップに成り得るとは思えないです。音楽のジャンルが細分化してタコツボ化していく状態に対して、そういった音楽(ポップ)が必要であることを否定はしませんが、既存のポップの再生産からそれが産まれるとは、どうしても思えないのであります(話が脱線した…)。

 

BE IN LOVE

BE IN LOVE

 

 

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