【Music】 Winterlight / Hope Dies Last (2011)
Winterlight / Hope Dies Last (2011)
UK の Tim Ingham によるユニットの 1st。n5MD から。
聴き心地のよいアンビエント系エレクトロニカを追究しましたって感じの音楽です。全編を流れる、清々しいまでのきらびやかな音のカーテン。ささやくような歌声、シューゲイザーな淡いノイズなども鳴らされていたりして、心地よい音が即効的に染み込んできます。アルバム全体がそんな風に完成されているので、安心して聴けると思います。逆にあまり刺激的な展開や音色、意外性といった側面は無いので、そういう意味ではいささか物足りなさも覚えますが、そもそもそんな音楽は目指してないと思われるのでまあいいか。冬の寒い夜明けに、すーっと差し込んでくる朝日のような気持ちよさ、ベッドルームミュージックとしての最適解と思いました。良かったです。
尚、本作は Linus Records で2011年の売上2位だった作品です(1位は Explosions In The Sky)。客層がよくわかる音楽で、好きな人には定番の一枚という印象です。
同じく、ライナスのレビューで引き合いに出されている、Ulrich Schnauss "Far Away Trains Passing By" も聴いてみようと思います。シンセの音がそのままだっていうのは、Winterlight にとって良いのか悪いのか…。
LINUS RECORDS / Linus' top 50 albums of 2011
LINUS RECORDS / Winterlight : Hope Dies Last [CD]
【今後の予定】
音楽記録 Ulrich Schnauss / Far Away Trains Passing By (2001)