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【Music】 Fuji Rock Festival '12 1日目

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フジロックに今年も行ってきました。7年連続8回目の参加となります。

今年は3日間とも好天に恵まれたものの、チケットの売れ行き等から予想された通り、非常に人が多くて、色々なところで思った以上に時間がかかりました(トイレだけはなぜか空いてて快適でしたが)。オレンジコートにあんなに人がいっぱい居るの、初めて見たような気がします…。それでも、何より天気が良かったので、雨などによる余計な疲れもなく、とても楽しめました。というわけで初日から。

越後湯沢に着いたのが9時。ホテルに荷物を置いて、シャトルバス乗り場にやってきたのが10時。そこからバス待ち、リストバンド待ちを経て、会場に入ったのが13時半…。という混雑っぷりでした。アバロンにて、朝霧食堂のご飯でひと息ついたところで、ホワイトへ移動。

Third Coast Kings を観ました。全くの初見でしたが当たり。ジャンル的には、王道のファンクという感じです。ソウルフルなボーカルと、力強いホーンがかっこよくて、気分が高揚しました。ジェームス・ブラウンのカバーもしていて(たぶん「Good Foot」)、とても良かったと思います。

終演後、ヘブンやオレンジ、アバロンと放浪するも、いずれのアクトもいまいちピンと来ず、結局ホワイトへと帰還。ちょうど Tha Blue Herb が始まっていました。個人的に、ヒップホップ自体あまり聴いてきていないし、ブルーハーブクラムボンとコラボした曲くらいしか知らなかったのですが、このライブはかなり良かったです。自分でもびっくりするくらい、BOSS のライムにハマってしまった。特に中盤、政治的なメッセージを(全くトラックに乗せずに)語った後の曲。冥王星に届いた音がどっちに行ったかとか、超常的でファンタジックな言葉に思いきり魅せられました(この後しばらく「深い、暗い、言葉にならな〜い」が身内で大流行することになる)。ストレートなメッセージも、フジロックという場の効果か、不覚にも心に深く刺さったりしましたし、感傷的なフレーズが時折顔を出すトラックも良かったです。余計な演出は一切なく、1MC・1DJ だけのパフォーマンスという潔さや、ど真ん中直球な言葉など、ストイックで真面目な印象にも好感を抱いたのでした。今度ちゃんと聴いてみようと思います。

オレンジへ。さっきも書きましたが、オレンジなのに人がずいぶん多かった気がします。食事待ちとかもすごい列でしたし。グリーンとかから流れてきたのかなぁと思ったり。ともかく座って、Moritz Von Oswald Trio の開演を待っていたところ、アナウンスが入り、モーリッツ・フォン・ オズワルドが体調不良で緊急入院してしまったとのこと。残りのメンバー、ヴラディスラフ・ディレイとマックス・ローダーバウアーのふたりによるライブとなってしまいました。すでにモーリッツフォンオズワルドトリオじゃない、というのはさておき、どんな内容だろうかと心配しましたが、ストイックなミニマルテクノで、とても楽しめました。音質は金属を打ち付けるようなパキパキとした音で、特にブレイク等で盛り上げたりせず、淡々と展開していく感じ。ゆらゆらと聴いているととても心地よく、気持ちよすぎて途中で眠りに入ったりしましたが、それだけ良かったということで…。今度はフルメンバーで観てみたいです。

のんびりしながら、グリーンステージへ大移動。トイレに行ってる最中、リアムさんがオアシスのロックンロールスターを歌ってました。いいのか? と思いつつも、ちょっと気分が上がる。ちら見した後、レッドへ移動して OCS 待ち。

Ocean Colour Scene は、昨年のモーズリー・ショールズ再現ライブが、3月は地震の影響で延期され、その延期された11月のライブも、サイモンの病気でキャンセル、ということで、かなり待ちに待った感のあるライブでありました(2010年もフジロック出てたじゃんとか言わない、それも観てたけどな)。ライブは相変わらず最高でした。彼らは本当にライブが素晴らしくかっこいいですね。メンバーが5人になった後、特にギターの力強さが増したことで、一曲目に持ってくる「The Riverboat Song」のフレーズで一気にこちらを巻き込んでいく、その勢いがハンパないモノとなっていると思います。また、彼らの最も大きな武器である(と私が勝手に考えている)コーラスも良くなっている。最近の曲はお世辞にも良いとは言えないので、往年の名曲メドレーに終始することも致し方なしというところではありますが、良いものは良いということで、今回も堪能させていただきました。最後に「Day Tripper」のカバーも飛び出して、最高の気分であります。ひとつだけ、この編成で「Up On The Downside」をいちど聴いてみたいのですが、やってくれないかなぁ。

OCS 終演後、時間差なしでローゼスだったのですが、少しだけ早く終わり、少しだけ遅く始まったので、ダッシュで「I Wanna Be Adored」に間に合いました! というわけで、The Stone Roses です。最初は位置取りが上手くいかずにもみくちゃ。といった自分のせいもあるかもしれませんが、前半はあまり乗れなかった。分かっていたことだけど、イアンのボーカルは非常に不安定で、ジョンのギターもおとなしめ、マニは普通に良かったと思いますし、レニもちゃんと叩いてた(失礼)と思いますが、とにかく淡々と曲が通り過ぎていきました。しかし、徐々に浮かび上がってきた不安は、中盤の「Fools Gold」で払拭されます。曲が終わった後、後奏部分に入ってベースがブリブリ言い出す中で、ジョンのギターが炸裂(なぜかデイトリッパーのフレーズも飛び出す)。(イアンを除く)各パートが繰り返しの中で暴れ出し、うねりとなって襲いかかってきました(イアンは盛り上げ役になってました)。この長時間耐久 Fools Gold にはかなり興奮。直後の「Waterfall」の逆回転部分も素晴らしかったですし、ここで一気に上がった気がします。後半は、そのノリを持続したまま、代表曲の連発で突っ走り、とても楽しめました。最終的には、イアンのボーカルですらかっこよく聴こえてしまうマジック。しかし彼は、本当に良い意味で子どもみたいですね。なぜブルース・リーのフィギュアで遊んでいたのか。

以上で1日目終了。ホテルは今年も安定の NASPA。遠くて高いけど快適です。というわけで2日目へ続く。

 

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