【Music】 Aphex Twin, Shellac, Asonat - Linus 定期便 2014年11月 ほか
今月の Linus 定期便報告です。
といいつつ、エイフェックスは違うところで買ったのですが。いや、ポイントが余っててですね…。
11月は3枚。
リンク先は Linus Records です。試聴もできます。
Aphex Twin / Syro (2014)
リチャード・D・ジェームスさんによる、13年ぶりの新作。
とてもわかりやすい IDM 系テクノ。
複雑に連射されるビートと、浮遊感のあるシンセのコントラストが心地よいです。
時計の針が止まったかのような懐かしさを覚えつつも、音の感触は今風な感じもあって。
いい意味で、昔の名作をリメイクしたような印象を受けました。
変わらないものがある。
LINUS RECORDS/Aphex Twin : Syro [CD]
Shellac / Dude Incredible (2014)
スティーヴ・アルビニさんほか、3人組による5作目。
ポストハードコアなインディロック。
まさにアルビニサウンドだなぁという金属質なギターと、重いベース、やるきがあるんだか無いんだかわからないボーカル。
ゆるい曲の中に流れる緊張感を味わえる一方で、ずんどこした早い曲はただ早いだけであまり印象に残らず。
あまりいい意味ではなく、過去の作品を再生産しているという感じでした。
変わらないものがある、その2。
LINUS RECORDS/Shellac : Dude Incredible [CD]
Asonat / Connection (2014)
アイスランドの2人組による2作目。
ダウンビートのエレクトロ・ポップ。
ゆったりとしたビートと、ムードのある電子音、ソウルっぽいボーカルといった要素が、シャレオツ(死語)な雰囲気を醸しだしています。
というか、女性ボーカルがビョークそっくりじゃないの。
などといいつつも、こういう音楽をダラダラと聴くのが最近は楽しいのでした。
なかなかよいです。
LINUS RECORDS/Asonat : Connection [CD]
おしまい。