NETWORKS, Aerosol - Linus 定期便 2015年5月
今月の Linus Records からのお届け物です。
届いたブツは2枚なのですが、以前買った NETWORKS の旧譜も一緒に聴きました。
ので、今月は3枚です。
NETWORKS - Dynamic Nature (2015)
東京の3人組による2作目。
人力ポストロックなダンスミュージック。
立体的にリズムを刻むドラムと、きらきらしたミニマルなフレーズ(ギターとかピアノとか)で構築された、高揚感のある楽曲群。
1作目の方が即効性があったように思いますが、今作の方が最大値は上かも。
ミニ四駆でいうと、キャノンボールとシューティングスター(伝わるかなこれ…)。
聴いているとじわじわと気分があがっていき、やがてピークを迎えた時の心地よさといったらないです。
自分たちがやろうとしている音楽性というか、スタンスに自信を感じますね。
素晴らしいです。
尚、Linus Records で買うと、ライブ盤が付きます。
こちらもよいです(歓声がちょっと笑っちゃうが)。
LINUS RECORDS/NETWORKS : Dynamic Nature (+ Bonus CD-R) [CD (+CD-R)]
NETWORKS - White Sky (2010)
東京の3人組による1作目。
ということでデビュー作も聴き直しました。
基本路線は同じで、人力ダンス。
上で書いたように、スピード感や即効性はこちらの方が上かも。
とにかく高揚感を重視している印象で、インパクトは抜群です。
流れるようなポストロックリズムも秀逸。
最初に聴いた時は、あまりにも自分の好みにハマるのでびっくりしました。
素晴らしいです。
ちなみに、2nd 発売記念で980円(税抜き)になってます(これがいいたかった)。
LINUS RECORDS/NETWORKS : White Sky [CD]
Aerosol - Leave (2015)
デンマークの Rasmus Rasumussen さん(これ本名なのか?)による3作目。
ドリーミーなシューゲトロニカ(シューゲイザー+エレクトロニカ)。
うすぼんやりとしてスペーシーなシンセが全編を彩ります。
リズムは控えめで、低音がたまにもこもこいうくらい。
ヴァンゲリスの映画音楽みたいだなと思いつつ、ぼよーんと聴く。
そんな中、たまにポロポロと鳴らされる、ロマンティックなギターが心地よかったりもします。
とてもよいです。
LINUS RECORDS/Aerosol : Leave [CD]
おしまい。