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読書、音楽、ゲームなど、エンターテインメント系の趣味について書きます。

アマデウス シナリオ配布 「そこに雪はいるか」

TRPG

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はじめに

先日、マスターを務めた、「神話創世RPG アマデウスのシナリオを配布します。

 

なんか神話とか昔話を適当に組み合わせてでっち上げた感じのシナリオです。

アマデウスはこんな風に、適当かつでっち上げで、シナリオを作れるのが楽しい。

タイトルは JR 東日本のキャッチコピーのもじりですが、白雪姫が出てくるから連想しただけで特に意味はありません。

 

そこに雪はいるか

基本情報

システム:神話創世RPG アマデウス

舞台:現代日本

プレイヤー人数:3人

キャラクターレベル:2

サイクル数:2

採用ルール:アマデウス01・02(基本的になんでもアリ)

 

概要

現代世界にやってきた、白雪姫と八人の小人。

ヤマタノオロチは彼女をクシナダヒメの再来と認め、生け贄にせんと欲した。

生け贄の儀式を行うためには、八人の小人の命が必要である。

記憶を亡くして現代世界に暮らす小人に、オロチの手が迫る。

神子たちは、白雪姫と小人たちを無事に救いだし、オロチを倒すことができるのか。

 

予言

PC1

【暗示】

あなたはひとりの少年と知り合いになった。

その少年は、神話災害に深く関わっているらしい。たいへんだ。

あなたの【任務】は、少年を護ることである。

【真実】

あなたは少年が蛇の生け贄にされる様子を幻視した。

これは予言である。

第1サイクル終了までにこの【真実】を公開しなかった場合、少年は蛇の生け贄になる。

【トリガー】

PCの誰かが少年に【想い】を1点以上持つ。

 

PC2

【暗示】

あなたは親神から、白雪姫を探すように依頼された。

白雪姫は童話の世界からやってきたお姫様であり、現代世界でお忍びの暮らしを楽しんでいたらしい。

白雪姫、なにしてんの。

あなたの【任務】は、白雪姫を無事に連れて帰ることである。

【真実】

あなたの親神は以下のように続けた。

彼女は八人の小人を従えていたはずだが、その小人の行方もわかっていない。

八人? そう、「八人の小人」である。

小人に話を聞くことができれば、彼女の行方も分かるかもしれない。

この【真実】を公開すると、次のシーンに、マスターシーン「そこに雪はいるか」が発生する。

【トリガー】

小人の【真実】が公開される。

 

PC3

【暗示】

あなたは蛇の化物に飲み込まれる未来を幻視した。

そんなのはイヤだ。

あなたの【任務】は、蛇の化物を倒すことである。

【真実】

幻視には続きがあった。

蛇に飲み込まれたあなたは、蛇の体内で一振りの剣を見つける。

これを使えば、蛇を倒せるかもしれない。

結局、飲み込まれるみたいだけど…。

この【真実】を公開すると、アイテム「クサナギ」を得る。

クサナギの効果:神性武器の威力が1D6点上昇する。

【トリガー】

第2サイクル以降に公開できる。

 

少年

【暗示】

あなたはごく普通の少年である。

最近、奇妙な出来事に遭うようになった。

長いものに巻かれる夢を見たり、背後に誰かの視線を感じたり…。

不安なので、最近、親切にしてくれる人に護ってもらおう!

【真実】

あなたは本当は白雪姫に付き従う小人のひとりである。

名前はガス。

あなたは現代世界にやってきた後で、白雪姫御一行様とはぐれてしまった。

白雪姫レーダーによると、彼女たちは今、蛇の腹の中にいるらしい。

…あれ?

【トリガー】

第2サイクル以降に公開できる。

 

オロチ

【暗示】

一つの胴体に、八本の首を持つ大蛇。

※第2サイクル開始時に提示する

【真実】

聞こえますか…神子よ…あなたの親神です…今…あなたの脳内に…直接…呼びかけています…酒です…オロチには酒が効くのです…うわばみだから…酒を飲ませて…動きがにぶったところを…やっちまいな…。

この【真実】を公開すると、妨害判定にプラス1の効果を得る。

【トリガー】

いつでも公開できる。

 

シナリオの背景について

シナリオの背景や元ネタなど。

アマデウスのシナリオを作るのは初めてでした。

アマデウスだったらやっぱり、神話モチーフなシナリオを作りたいと思い、日本神話で一番最初に思い浮かべた、ヤマタノオロチを出そう! という連想から始まりました。

ヤマタノオロチは八本の頭を持っているので、同じように「八」で連想するモノを考えていたところ、白雪姫の映画、スノーホワイトで、小人の人数が8人だったことを知る。

cinema.pia.co.jp

この連想を元に、適当につなぎあわせてシナリオを作りました。

尚、映画は観ておりません…。

細かいところはホントに適当です。

それでもなんとかなるのが、アマデウスのいいところ!

 

導入フェイズ

各 PC ごとに、【暗示】に基づいた導入を行う。

PC1は、少年と知り合いになるシーンを演出する(名前も決めましょう)。

他 PC は【暗示】のとおり、適当に。

最後に、万神殿(パンテオン)に PC たちを集め、巨大な蛇が引き起こす大洪水により、日本が水没する様子を幻視させる。

なんとかしてね! と PC たちを送り出す。

導入フェイズ終了後、「少年」ハンドアウトを提示する。

 

マスターシーン「オロチ覚醒」

第1サイクル終了後、マスターシーン「オロチ覚醒」が発生。

PC たちと少年は、まとめてオロチに飲み込まれる。

PC1の【真実】が公開されていない場合、少年はオロチの生け贄となってしまう(PC1の【任務】は達成不可となる)。

少年のハンドアウトをゲームから取り除くこと(公開が不可能となる)。

また、「オロチ」ハンドアウトを提示する。

 

第2サイクルについて

第2サイクルは、オロチの身体の中で進行する。

シーンは、以下のシーン表を振って決定すること。

 

「オロチの身体の中」シーン表

  1. オロチの胃液がかかると溶けるので、うまく弾き飛ばそう! シーンプレイヤーのPCは、【武勇】判定を行う。失敗すると「重傷1」の変調を受ける。
  2. オロチが吐き出すための火が体内で燃えている。逃げろ…! シーンプレイヤーのPCは、【技術】判定を行う。失敗すると1D6+2ダメージ。
  3. オロチの腹の中で樽に入ったうまそうな酒を見つけた。酒は飲んでも飲まれるな…。シーンプレイヤーのPCは、【頭脳】判定を行う。失敗すると「堕落」の変調を受ける。
  4. オロチの体内はにおいがひどい。耐えろ、耐えるんだ…! シーンプレイヤーのPCは、【霊力】判定を行う。失敗すると「臆病1」の変調を受ける。
  5. オロチが飲み込んだらしい老人が魚を釣っている(注:ゼペットじいさん!)。ひとつ分けてくれるかもしれない。シーンプレイヤーのPCは、【愛】判定を行う。成功すると「食料」を1D6個ゲットする。失敗すると「憤怒」の変調を受ける。
  6. オロチが飲み込んだらしい船が浮かんでいる。漁ってみよう! シーンプレイヤーのPCは、【日常】判定を行う。成功すると「ランダムアイテム表」(216ページ)を一回振り、出た目のアイテムをゲットする。失敗すると「恥辱」の変調を受ける。

 

マスターシーン「そこに雪はいるか」

PC2の【真実】が公開された場合(少年の【真実】の公開がトリガーとなる)、マスターシーン「そこに雪はいるか」が発生する。

少年が持つ、「白雪姫レーダー」(ドラゴンレーダー的なヤツ)にしたがって、オロチの体内を進む。

これは、「危険な旅」となる。

「危険な旅」判定に失敗した場合、以下の試練表を振ること。

 

「オロチの身体の中」試練表

  1. いつまでたっても目的地にたどり着かないぞ…。2点ダメージを受けた後、もう一度試練表を振る。
  2. うわー、もうだめだー。「絶望」の変調を受ける。
  3. うわー、もうだめだーその2。生命力を1D6点失い、黒の領域にインガを1個置く。
  4. 価値観が180度変わるような壮絶な体験…! あなたが抱かれている【想い】の属性が反転する。
  5. ここを通りたければ、身ぐるみはいでおいてゆけ(誰)。神貨を3枚ささげる(他PCからかき集めてもよい)。できないとファンブル表を振る。
  6. 運命が変わってしまった! 運命の輪が回る。

 

レーダーが示す場所にたどり着くと、オロチの身体から発せられたらしい、粘膜のようなものに包まれた白雪姫がいる。

その周囲には八本の支柱が建っており、それぞれの柱に七人の小人が取り込まれている。

白雪姫は、苦しそうにPC達に話しかける。

ピクニックの途中、りんごを食べようとしたら一つのりんごがすべり落ちてしまい、ころころ転がって、樹の根元にあるウサギ穴に落ちてしまったのです。

穴をのぞきこんだ途端、何かに引っ張られるように穴に落ちてしまい、気がついたらこんなところに…。

ウサギ穴だと思っていたものは、なんとオロチの口だったのです…。

私を使って小人たちをおびきよせ、ひとり、また一人と、オロチに取り込まれていきました。

ただし、ガスは現代世界では小人の記憶を失っていたため、今まで取り込まれずにすんでいたようですね…(注:一般的には「白雪姫と七人の小人」として知られているので、八人目は人々の記憶から消えていたと思われる)。

オロチは、私を櫛に変えるための儀式を行っています。

私を、クシナダヒメの代わりとしたいのでしょう…。

スサノオに退治されたがために、ついに生け贄を得ることができなかった、八本目の首のために…。

お願いです、オロチを倒し(私を助け)てください…。

PC たちがオロチを倒すことを決意したところで、シーンを終了する。

 

決戦フェイズ

第2サイクル終了後、決戦フェイズへと突入する。

儀式が執り行われ、祭壇から、白雪姫の黒い分身が生まれる(黒雪姫?)。

その身体はまだ不安定であり、今倒せばなんとかなるかもしれない。

ただし、少年がオロチの生け贄になってしまっている場合、儀式は完遂されてしまい、白雪姫は世界から姿を消す(PC2の【任務】は達成不可となる)。

黒雪姫のデータは以下のとおり。

 

黒雪姫

アマデウス02」239頁、「白雪姫」のデータをベースに、以下を変更。

  • 【妖精】を【爆発】(「アマデウス02」221頁)に変更
  • 【逃走】を削除
  • 儀式が完遂された場合、生命点を5点増加 

 

エンディング

各人適当に。

 

おわりに

プレイレポートなど。

メインフェイズは順調に進みましたが、決戦フェイズの偵察判定で大事故が発生し、PC がひとり、死亡寸前まで行ってしまいました。

生死判定を振り直し、かろうじて生き残ることに成功。

アマデウスは本当に、事故が怖いです…。

戦闘バランスもキツくて、ここまで順調にいったのになー、という感じでなんだか申し訳ない気分に。

PC3人は、ダイス目に左右されすぎるので、キツいのかもしれませんねぇ(リプレイ等でも4人がデフォですし)。

またやりたいと思います(プレイヤーはピーキーなバランスが精神的にキツいので、むしろマスターをやりたい…)。

 

おしまい。

 

神話創世RPG アマデウス

神話創世RPG アマデウス