トーキョーN◎VAのクロガネと、映画『チャッピー』について
トーキョーN◎VA キャスト紹介(クロガネ)
先日、TRPG「トーキョーN◎VA The AXLERATION」のセッションにプレイヤーで参加しました。
SSS のシナリオ「エスケープ・フロム・イワサキ」です。
「イワサキのメインフレームから逃げ出した AI を自分の IANUS にインストールして、一緒に逃げるニューロ(推奨はニューロキッズ)」という、青春まっただ中なキャストをプレイすることに。
スタイルは、クロガネ、カゼ、ニューロになりました。
クロガネのフォルムは、イワサキの災害救助用多脚ドローン「大衛(ダイゴ)」。
AI が逃げてきた企業がイワサキなので、同じイワサキのヴィークルがいいなと思い、色々と調べた結果、こうなった。
ドローンが AI 的な人格に突然目覚めたという設定にしました。
見た目はまんまドローン。
年齢も5歳です。
ちなみにデータ的には、ニューロは申し訳程度で、カゼで戦うキャストです(今回の N◎VA は、カゼが強いですね!)。
ニューロはあんまり関係ないけど、まあいいか。
映画『チャッピー』
AI のキャストを考えたので、何か参考になる映画はないかなーと探して、この映画を観ました。
『第9地区』の監督による作品です(観たことないが…)。
犯罪都市ヨハネスブルグで稼働する警官ロボに、人工知能が宿る話。
警官ロボの設計者であり、人工知能の創造主である主人公は、AI「チャッピー」を大切に育てようとするけど、チャッピーは否応無しに犯罪社会に巻き込まれていく…、という物語です。
(まだ生まれたばかりの)チャッピーがひどい目に遭うシーンは、幼い子どもを持つ身にはとてもツラく、思わず涙が…。
途中、チャッピーが人間たちの想像を超えるシーンがあって、「こっ、これがシンギュラリティ…!」と思いました。
ちょっと超展開すぎるけど。
また、ラストがとても示唆に富むオチで面白かったです。
詳しくは書きませんが、まるで N◎VA みたいな話だなーと思ったり。
全編とおして、社会とか、人間の性みたいなのに対する、皮肉が効いていました。
ちょっとB級テイストで過激ですがけっこう面白かったので、『第9地区』等、他の作品も観たくなってきました。
セッション感想
セッションについて。
チャッピーのように子どもっぽい純粋な性格を意識しつつ、脳内 AI とキャッキャウフフ交流しました。
また、私を追うキャストがまさかのウェットで、とても怖かった。
ニューロはウェットには弱いんです…(神業も効かない!)。
という感じで、ロールプレイに勤しみました。
キャストやゲストとのやり取りも、かなりハマっていて大変おもしろかったです。
また、このシナリオではダブルハンドアウトが採用されていました。
他プレイヤーには見せない、裏のハンドアウトがあるというルール。
サイコロフィクション系のハンドアウトっぽいモノなのかなと思っておりましたが、あちらがマスターの意向やルールでキャストを縛るのに対し、N◎VA のそれは、キャストの見せ場やタイミングをプレイヤーが意図的に作り出す、という感じのモノでした。
プレイヤーとしては、変なプレッシャーがなく、かつ、自分からセッションに介入できる感じなので、楽しいですね。
なるほど面白いルールだなーと思った次第。
「トーキョーN◎VA The AXLERATION」を遊んだのは初めてだったのですが、旧版(N◎VA-D)で追加されてきたルール(ブランチとか)を整理しなおして、うまくまとまっているなーという印象。
まだ SSS のシナリオがたくさんあるようなので、また遊びたいと思います。
おしまい。
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