【Music】 植松伸夫 『ファイナルファンタジーVI グランド・フィナーレ』
FFVI のオーケストラアレンジ盤を聴きました。これはダメですね…。ゆったりとした弦楽器中心のアレンジがだらだらと続くだけで、盛り上がる箇所はほとんどなく、物足りなさばかりが残る内容でありました。元曲がクラシックの雰囲気を若干漂わせているかなという気はするのですが、電子音を置き換えただけのような、中途半端な印象があります。また、部分的に良さげなところはあるにはありますが、オーケストラなのに一体感が感じられなくて、細切れのパーツが順番に並んでいる状態では、興奮を覚えることもできません。全体的に、全てがちぐはぐな印象で、皆がソロリソロリと演奏しているような気がします。ついでに選曲にも不満がありあり。なぜ「妖精乱舞」がないのか…。まあ、本人もライナーノーツにて、この作品に満足していない旨、はっきりと書いていますし、色々と上手くいかなかった、いわゆる失敗作なのだろうな、と思うことにいたします。
- アーティスト: ゲーム・ミュージック,ゲーム・サントラ,斎藤恒芳,鷺巣詩郎,植松伸夫
- 出版社/メーカー: ポリスター
- 発売日: 1994/05/25
- メディア: CD
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