子どもはみんなテツ? - 細川貂々『親子テツ』と、わが家の子テツ
子どもはみんなテツ?
男の子って、のりものが好きですよね。
1歳10ヶ月になるわが息子も、いつの頃からか、でんしゃにくびったけの日々を送っております。
過去記事。
英才教育(?)の結果、とりあえず、新京成と JR の区別はつくようになったらしい。
写真を指さしては、「ちんちぇーちぇい」(新京成)、「ちぇいあーる」(JR)と言っております。
あと、駅のアナウンスっぽいことをくりかえしたりしてます。「こんどー、ちぇあーうぃー」(今度の電車は~と言っていると思われる)とか。
『親子テツ』
そんなわけて、先日、鉄道本を調達しなければ! と意気込んで、本屋の鉄道棚(もはや子ども向けの棚ですらない)を眺めていたら、
彼女の息子、ちーと君がテツであることは、ほかの作品を読んで知っていましたが。
こんな本を出すほどにまでなっていたのか! と軽く衝撃を受けつつ、買いました。
読みました。
子テツにノせられる親テツ
ちーと君は、「ぶらり途中下車の旅」で、でんしゃにハマったらしいです。
でもあの番組って、あんまり電車でてこないような…。
途中下車からのぶら~り、がメインだし…。
ともかく、すっかりでんしゃラブになってしまったちーと君。
最寄りの東西線から始まって、京葉線、高崎線、江ノ電、新幹線と、乗りまくっていました。
目をかがやかせているちーと君がかわいい。
あと、子どもが夢中になるにつけ、親がそれに引っ張られるように電車が好きになっていくところが、リアルで面白いです。
私も、新京成の車両の形をすべて覚えてしまいましたしね…。
中央線の新型車両には空気清浄機がついているんですよ、とか。
子テツ診断
おまけページには、「もしかして子テツかも?」という内容を収録。
- 電車の本を見て指をさして、これはなんていう名前か聞く。
- 電車のおもちゃひとつあれば、何時間でも遊んでいられる。
- ことばをしゃべれないうちから、電車の音まねをする。
- ぐずった時、電車グッズですぐ泣きやむ。
ぜんぶ当てはまりますな…。
まあ、ツレさんも書いているとおり、男の子はたいてい乗り物が好きになるみたいですし。
クルマ派と、でんしゃ派にわかれるのだとか。
ちなみに息子は、クルマにもそれなりに関心があるらしく、家の前を通るクルマを指さしては「ぶっぷーや」とか言ってます。
「や」はどっからきたんだ?
まとめ
というわけで、男の子がいる家庭では「あるあるネタ」として楽しめそうな本でした。
マンガなのでさらっと読めますし、でんしゃ対策(ひまつぶしとか、トイレとか)もふつうにタメになります。
もう少し大きくなったら、親子で赤い電車(京急線)とかに乗りたいねぇ。
ちなみに、本書を息子に与えてみたところ、でんしゃの絵が気になるみたいで、やっぱり夢中で読んでいました。
江ノ電ルームに泊まりたい、とか言われたらどうしよう…(もう無いんだよね)。
プラレールほしい、とか言われたらどうしよう…(キリがないから買いたくないんだよね)。
おしまい。