えほんの定期購読に身をまかせる - 福音館書店の月刊絵本
「月刊絵本」の世界
絵本の出版社といえば、福音館書店。
その名前を知る前に、気のおもむくままに買っていて、気づいたら家に福音館の絵本がたくさんあるという状態でした。
そんな福音館書店で、えほんの定期購読サービスをやっていることを知る。
わが家は子そだてサークルに入っていて、「幼児教育団体限定コース」が申し込みできる、ということで入ってみました(リンク先のリストとは、ラインナップが異なります)。
値段が「毎月420円」と安いのは、装丁をハードカバーではなく、ペーパーバック的にしているから。
といっても、中身は変わりませんし、子どもがあつかえば傷んでしまうのはしょうがないので、特に気にはなりません。むしろ、安いので助かる。
以下のコースに入りました。尚、うちの息子は今月で2歳です。
上のふたつは団体コース限定。過去の名作が届いたりします。
なぜ小学生向けの「たくさんのふしぎ」に入っているかというと、これは妻の趣味です…。
「母の友」は保護者向けの雑誌で、読み物として面白いです。
おまかせサービスの利点
月刊絵本のように、セレクションを専門家にまかせる、いわゆるおまかせサービスを、最近よく目にするような気がします。
福音館書店の他に、こぐま社とかも実施していますね。
最近、北海道の小さな書店の「1万円選書」も話題になっていました。
朝日新聞デジタル:町の小さな本屋だから 岩田徹 - 北海道 - 地域
また、個人的にも、音楽で同じようなサービスを愛用しています。
おまかせサービスのなにがいいかというと、「自分では選ばないだろう」というものを、勧めてくれることですね。
息子が電車が大好きということもあって、私がえらぶとどうしても、でんしゃのえほんに偏りがちです。
それ自体が悪いこととは思いませんが、いろいろな絵本にふれさせてあげたいという思いもあるので、そういった時に、こうしたサービスはとても助かる。
「月刊絵本」自体は、昔から行われていたサービスだと思いますが、これからはこういうサービスが伸びてくるのかなぁ、などと思うのでした。
よかった絵本
最後に、これまで届いたえほんの中で、面白かった本を紹介しておきます。
- 作者: きしだえりこ,ほりうちせいいち,ほりうちもみこ
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 2008/02/20
- メディア: ?行本-精装
- クリック: 1回
- この商品を含むブログ (18件) を見る
くまとりすが、きいちごを採りにいく話。
作中にでてくる、「きいちご ぽちん ぽちん なってるか なってるよ すっぱいか あまいだろ」という珍妙なうたがお気に入りみたいです。
いろんな丸がでてくる話です。
実際、紙にまるいあながあいていて、それが次のページにつながっていく。
まるいあなから目をのぞかせたりして遊んでいます。
えほん関係ないけど、楽しそうだからまあいいか。
ちいさなねこがおうちから逃げだして危険な目にあう話です。
車にひかれそうになったシーンで、くるまをバンバンとたたいていました。
ふだんは車好きなのに…。
感情移入したのかしら?
おしまい。