「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2015」に行ってきた
大地の芸術祭
9月11日~12日にかけて、「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2015」に行ってきました。
今回で6回目の開催。初めて行きました。
展示があちこちの地域に点在しているので、一度にはとても回りきれません。全部回ると一週間くらいかかるって、すごいな。
色々と行き倒したかったところなのですが、子連れということもあって、実際に回ったのは二箇所だけ。それでも、とても楽しめました。
鉢&田島征三・絵本と木の実の美術館
1日目は、「鉢&田島征三・絵本と木の実の美術館」へ。
廃校になった小学校を、美術館として再生させたものです。
絵本作家である田島征三が、「空間絵本」を表現。
入っていきなり、体育館いっぱいに、流木を使った巨大なオブジェがたくさんぶらさがっていて、すごい迫力。
外の噴水を利用した、ししおどしと連動して、動いたりしてます。
それぞれの教室にも、ふしぎなオブジェがどっさり。
すげぇ、面白かった。
息子も、なかなか帰りたがらず。
越後妻有里山現代美術館 [キナーレ]
2日目は、「越後妻有里山現代美術館 [キナーレ]」へ。
ここが、大地の芸術祭の里の中心施設ですね。期間中、最後の週末ということもあり、けっこう混んでいました。
今回の目玉といってよいであろう、特別企画展「蔡國強 蓬来山」に圧倒される。
キナーレの中央の池に現出した島、その周りを飛び交う、わら細工のオブジェ。
裏側がハリボテなのも、これはこれで面白いんですよ。
他、レアンドロ・エルリッヒ「トンネル」、カールステン・ヘラー「Rolling Cylinder, 2012」、クワクボリョウタ「LOST #6」などがよかった。
いずれも、息子も興味津々のようすでした。あまり退屈してなさそうでよかった…。
以上です。
2箇所しか行けなかったのですが、物足りなさはまったくなく、やたらと充実感がありました。
これが10エリアもあるって、すごいな…。
回れなかったエリアもたくさんあるので、3年後、また行きます。
うちの家族は、「なんとかナーレ」に毎年行けば、永遠に退屈しないような気がする…。
おしまい。
大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2015 公式ガイドブック
- 作者: 北川フラム,大地の芸術祭実行委員会
- 出版社/メーカー: 現代企画室
- 発売日: 2015/05/25
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