森にはおばけがいます - 『もりのおばけ』
森と広場
近所に大きめの公園があります。
公園というか、森と広場、的な。
遊具などは無く、自然を堪能できるところが、逆に私たちの好みに合っている感じ。
ということで、よく散歩に行くのですが、先日、ちょっと背伸びして、その公園の中にある、小高い丘に登り、森の中を歩いてみました。
そしたら、「もりおばけでる?」とか、「おーい」と声を出しながら、歩きだしました。
あきらかに、この本の影響だ!
『もりのおばけ』 片山健
柏の児童書専門店、ハックルベリーブックスで買った絵本です。
いつもお世話になっております。
あらすじ。
ぼくが、弟と森の中でかけっこしたらはぐれてしまい、こわくなって、「おーい」って大声で呼んだら、おばけが飛んできました! たいへんだ!
という話です。
おばけが表情を変えないまま、拡大コピーで迫ってくるのが、こわい、こわすぎる。
モノクロの鉛筆画が、お化けのこわさ、不気味さを増幅。
読み聞かせの最中に思わず、息を詰めて見入ってしまいました。
お化けたち、よく見るとひょうきんでかわいい顔なのですが、同じ表情でずっと迫ってくるのが、逆にこわいんですよね…。
最初の息子の反応はというと、逃げる途中で脱げた靴を指さして、「あ、くつぬげちゃったー」とずっと言っていました。
そこかい。
といいつつも、森っぽいところに行くたびに、もりのおばけのことを話すので、やっぱり印象に残っているんですね。
森の絵本はけっこうあるのですが、有名なのは『もりのなか』ですかね。
これも近いうちに読みたいです。
おとうさんが出てくるみたいだし!
- 作者: マリー・ホール・エッツ,まさきるりこ
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 1963/12/20
- メディア: ハードカバー
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おしまい。