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読書、音楽、ゲームなど、エンターテインメント系の趣味について書きます。

週末の冒険(ひこーき編)と、『とべ! ちいさいプロペラき』

 

週末の冒険(ひこーき編)

週末の冒険です、2回目。

月イチくらいで、と思っていましたが、「ぼーけん、ぼーけん」と言うので、翌週も行きましたよ…。

前から行きたかったところに行きました。

 

成田国際空港公式webサイト

 

空を飛んでいる飛行機をよく見ていたので、じゃあ実物を見にいくか!

飛行機自体には乗りません。

 

成田スカイアクセス線(アクセス特急に乗れるのもポイント。

www.keisei.co.jp

※途中駅(東松戸)から乗るので、スカイライナーは自重。

 

「とっきゅうでんしゃ!」に乗って、成田空港駅へ到着。

成田第1ターミナルの展望デッキへ。

デッキへ出た瞬間、目の前を飛行機が!

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がぶり寄る息子。

次々と飛び立つ飛行機を見ながら、お弁当を食べました。

飛行機見ただけですが、けっこう楽しかった。

 

ところで、なぜこんなにひこーきが気になっているのか、というのは、以前、この本を読んだからでありましょう。

 

『とべ! ちいさいプロペラき』

とべ! ちいさいプロペラき (こどものとも傑作集)

とべ! ちいさいプロペラき (こどものとも傑作集)

 

 

まだ空を飛んだことがない、ちいさいプロペラきが、おおきなジェットきとの邂逅を経て、空へと飛び立つ!

という話。

 

最後のシーンは、マジで感動します。

涙ぐむ父の様子を意に介さず、「ジェットきは?」と訊く息子。

ジェットきはもう遠くへ飛んでっちゃったよ。

 

おふろでひこーき

この本を読んでから、おふろでひこーきあそびをするようになりました。

使い終わったシャンプーのポンプと本体を分離して、ポンプが「プロペラき!」、本体が「ジェットき!」だそうです。

たしかにポンプのところが、プロペラに見えなくも…ない…?

湯船につかりながら、ブーンと飛ばしたりしてます。

今、思い返してみたけど、もう1ヶ月以上、毎日やってるぞ…

なかなかお風呂から出たがりません。

父「じゃああと2回ね」

子「3かい!」

「2回で十分ですよ」

「3かいでじゅうぶんですよ!」

というやり取りを、いつも繰り広げております。

4回じゃないです。

 

おわりに

ちいさいけど頑張る、という構図は、絵本によく出てきますね。

同じ山本さんの作画による、『しょうぼうじどうしゃ じぷた』とか。

しょうぼうじどうしゃじぷた(こどものとも絵本)

しょうぼうじどうしゃじぷた(こどものとも絵本)

 

子どもという存在を、プロペラきやじぷたに投影しているからなのかなーと思いました。

 

おしまい。

 

www.ehonnavi.net

 

以下はおまけ。

 

ボーナストラック

見よ、今日も、かの蒼空に

飛行機の高く飛べるを。

 

給仕づとめの少年が

たまに非番の日曜日、

肺病やみの母親とたった二人の家にゐて、

ひとりせっせとリイダアの独学をする眼の疲れ……

 

見よ、今日も、かの蒼空に

飛行機の高く飛べるを。

 

 「飛行機」 石川啄木

 


渋さ知らズ ヒコーキ.