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読書、音楽、ゲームなど、エンターテインメント系の趣味について書きます。

週末の冒険(パン編)と、『からすのパンやさん』

 

パンまつり

なぜか風呂あがりにパンをこねるふたり。

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翌朝、天然酵母のおいしいパンが焼けました。

 

なんか、夜中にコポコポ物音がするなーと思ってたら、かもしてたんですね…。

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ということで、今回はパンのえほんです。

 

『からすのパンやさん』

からすのパンやさん (かこさとしおはなしのほん (7))

からすのパンやさん (かこさとしおはなしのほん (7))

 

からすのパンやさんに4羽の赤ちゃんが生まれててんやわんや。

それが、おみせの経営に影響を及ぼしてしまいます。

ひー!

しかしその状況が、思わぬビジネスチャンスへとつながっていくのです、という話。

…本当ですってば。

 

いろんなかたちのパンを考えて、たくさん作るところは、たいへんインパクトがあります。

見開きいっぱいに様々なパンが並べられていて、質量ともに十二分。

息子も延々と、パクパク食べます。

…もう寝る時間ですよ…?

 

そして、あらためて読んでみるとこの作品、ビジネス(マーケティング)としても興味深いです。

たくさん作ったパンめがけて、店に押し寄せる子どもたち。

それを見て、火事や事件と勘違いした人々(鴉々)が、店に次々と殺到します。

そんな人々(鴉々)を追い返さずに、うまいこと誘導し、パンを買わせてしまうのです。

ピンチをチャンスに変え、さらに、そのチャンスを逃さない、凄腕のビジネスマン(ビジネスクロウ)なのでした。

 

ということで、読み聞かせしながら、これ、完全にビジネス書としても読めるんじゃないかなーと思っていました。

もしかして、「読み聞かせをする親」を意識して書かれているのだとしたら、この作品、相当奥深いぞ…。

なんてね。

 

おしまい。

 

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