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【Music】 Jamie T / Kings & Queens (2009)

 

UK のシンガーソングライター、ジェイミー・T による2009年リリースの 2nd。

 

2004年にリリースされた 1st も結構話題になりましたよね。私は後追いで聴きましたが、レゲエとギターロックとのごった煮感が面白いなと思いつつも、宅録感の強さからアンバランスな印象を受けてしまい、いまいちハマれなかったです。ところが今作は、前作に感じてた部分が見事に払拭されてて、とても良い作品に仕上がっていました。まず、何よりメロディーの質が上がっていて、楽曲の完成度が増しているところが良いです。ごちゃごちゃした音色は、ごった煮感を失わない程度にほどよく整理された上で、輪郭をくっきりさせて精度を増し、聴き心地よくまとめられている。また、音色はすっきり整理されましたが、楽曲そのもののバリエーションは豊かになっていて、疾走感のあるギターロックとか、じっくり聴かせるバラード調の曲なども盛り込まれており、最後まで飽きさせずに聴かせます。一番好きな曲は「British Intelligence」です。どかどかやかましいビートがとても良い。最後の最後にこの曲が来て、すっかり気に入ってしまいました。

 

そんな感じで、前作から正統な進化を遂げた、とても良いアルバムでした。「手堅い出来」とか「この無難さにいまいち盛り上がれない」(SNOOZER 2010年2月号参照)だなんてとんでもない。今作の方がいいに決まってる。私のような素人にとって、アルバムとして単純に良い方を聴きたくなるのは、当然というものです。

 

以下は余談ですが、「すっごいレベル高いジャニーズ系の音楽」ってイメージをふと思い浮かべました。嵐とかがこんな曲歌ってそうな感じ。まあジャニーズとか全然聴いたことないけど。完成度の高さとごった煮感が両立してるところから、そんなことを感じたりするのかしら。ともかく良かったです。後は個人的に、歌詞がもう少し理解できればもっと面白いかもなと思いつつ。

 

キングス・アンド・クイーンズ

キングス・アンド・クイーンズ

 

 

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