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読書、音楽、ゲームなど、エンターテインメント系の趣味について書きます。

【Music】 The Hotrats / Turn Ons (2009)

 

Supergrass のギャズとダニーによるカバーバンド、ホットラッツによる2009年リリースのアルバム。プロデューサーはナイジェル・ゴッドリッチ。曲目は Wikipedia 参照。

 

お遊びのユニットがアルバムリリースまでしちゃいました、という作品でありますが、内容は良いです。基本的には忠実なカバーかと思いますが、音がいちいち軽快に「跳ねて」いるのは、彼ららしいなと思います。一番如実に現れているのはビースティボーイズので、ギラギラしてゴツいビースティの音の指向を、ポップな方向性に思いっきり変えているのが対照的。アコギ主体のアレンジとか、ブルースっぽい(「~っぽい」ってところがスーパーグラスの味)音作りも良い。とりわけ、ギャング・オブ・フォー「ダメージド・グッド」は素晴らしい出来です。

 

そんな感じで、良カバー集ですがしかし、ナイジェル・ゴッドリッチの端正な音作りはイマイチ合っていないかなと思います。元々「ロード・トゥ・ルーアン」辺りの過剰なアレンジが、跳ねた演奏とケンカしているかのような音作りが好みなので、シンプルかつ、ひとつひとつの音をシャープに際立たせるようなプロデュースは、手堅い作りって印象しか抱けないかなと思いました。たまに「クイーンズ・ビッチ」(ボウイ)みたいに、畳みかけるような曲もあるのですが、全体的には堅実路線。だからこそ逆に、聴きやすい側面もあるので、複雑です。あと、最初に話題になったはずの「ドライブ・マイ・カー」(ビートルズ)のカバーがアルバムに入ってないのは何故じゃ。

 

と色々言いましたが、気楽に聴ける良い作品です。スーパーグラスが好きなら間違いなく楽しめると思う。逆にここからスーパーグラスにさかのぼる求心力があるかというと、無理かな…。以上。

 

ターン・オンズ

ターン・オンズ

 

 

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