週末の冒険(パン編)と、『からすのパンやさん』
パンまつり
なぜか風呂あがりにパンをこねるふたり。
翌朝、天然酵母のおいしいパンが焼けました。
なんか、夜中にコポコポ物音がするなーと思ってたら、かもしてたんですね…。
ということで、今回はパンのえほんです。
『からすのパンやさん』
からすのパンやさんに4羽の赤ちゃんが生まれててんやわんや。
それが、おみせの経営に影響を及ぼしてしまいます。
ひー!
しかしその状況が、思わぬビジネスチャンスへとつながっていくのです、という話。
…本当ですってば。
いろんなかたちのパンを考えて、たくさん作るところは、たいへんインパクトがあります。
見開きいっぱいに様々なパンが並べられていて、質量ともに十二分。
息子も延々と、パクパク食べます。
…もう寝る時間ですよ…?
そして、あらためて読んでみるとこの作品、ビジネス(マーケティング)としても興味深いです。
たくさん作ったパンめがけて、店に押し寄せる子どもたち。
それを見て、火事や事件と勘違いした人々(鴉々)が、店に次々と殺到します。
そんな人々(鴉々)を追い返さずに、うまいこと誘導し、パンを買わせてしまうのです。
ピンチをチャンスに変え、さらに、そのチャンスを逃さない、凄腕のビジネスマン(ビジネスクロウ)なのでした。
ということで、読み聞かせしながら、これ、完全にビジネス書としても読めるんじゃないかなーと思っていました。
もしかして、「読み聞かせをする親」を意識して書かれているのだとしたら、この作品、相当奥深いぞ…。
なんてね。
おしまい。