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読書、音楽、ゲームなど、エンターテインメント系の趣味について書きます。

【Music】 川口義之 with 栗コーダーカルテット & 渋さ知らズオーケストラ / 生渋栗・割れ渋栗 (2010)

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栗コーダーカルテット(以下、栗Q)と、渋さ知らズによるアルバム。『生渋栗』は、ライブアルバム。『割れ渋栗』は、『渋栗』のアウトテイク集+ライブ音源、という感じの構成です。

 

『生渋栗』は、ライブ音源をたっぷり収録しておりますが、構成はちょっとひねってあり、栗Qと渋さが演じた同じ曲を並べて収録しています。続けて聴くと、聴き比べができるという。つぎはぎしちゃってるので、ライブの生の良さみたいなのは減っていますが、最もやかましいバンドと、最も静かなバンドが同じ曲を奏でてることが単純に面白いですし、渋さでわやくちゃになった曲を、栗Qで改めて再発見する、みたいな聴き方ができて楽しかったです。ピタゴラスイッチで始まり、ピタゴラスイッチで終わる。

 

『割れ渋栗』は、渋栗からちょっとはみ出たテイクを集めたアルバム。最初、なぜこんなアルバム出すのかなぁと思っていたのですが、聴いてみていっぱつでわかりました。私はこっちの方が好きです。かなり思い切って針を振り切ったアグレッシブなトラックが多く、とりわけピアノ(スガダイロー)が大暴れしています。大暴れしています!(大事なこと)。30秒間ずっとズレこみまくる「ピタゴラスイッチ オープニングテーマ(take1)」、超絶連打ときれいな旋律が駆け抜ける「ペジエ (take1)」、壮大な楽曲を狂乱の渦に巻き込んでいく「月下の一群 (take1)」が素晴らしい。特に月下の一群は、バイオリンの美しい旋律や、どっしりと構えたブラス隊と、狂い咲きサンダーロードなピアノとのコントラストが素晴らしく、興奮のあまり言葉が出ません。文句なしに渋栗のベストトラック。他は、渡部さんのスキャットが入るとやっぱり曲が締まるなぁと思ったりとか(MC ではなく、なぜかスキャットが入るだけで曲がよくなる、渡部マジック)、ライブ音源で「本多工務店のテーマ」のイントロから「ペジエ (take4)」に入るところで、間違えて本多工務店のフレーズを吹いちゃったサックスににやにやしたりしました。

 

以上です。あとはライブ DVD ですが、これも見てみたいですねぇ。

 


「渋栗ライブDVD&CD4タイトル共通プロモ映像」