週末の冒険(イチゴ編)と、『いちごばたけのちいさなおばあさん』
イチゴ狩り
先日、実家にて。
イチゴを採取いたしました。
小さいけど、普通に食べられます。
味はけっこうすっぱいけど、まあ野生の味ってことで…。
息子も、すっぱいすっぱい言いながら、よく食べていました。
ちなみにわが家でも、栽培しています。
イチゴ、けっこう今の時期でも採れるんですね。
本来(露地栽培)の旬は、4月~6月くらいらしい。
冬~初春くらいしか採れないと思っていたので、意外でした。
ハウス栽培だからこの時期なんですねぇ。
イチゴって高級果物のイメージがありますが、本来はけっこう身近な食べ物なのかなーと思いました。
もちろん、形や味にこだわらなければ、ですけど…。
今回は、そんなイチゴの絵本。
『いちごばたけのちいさなおばあさん』
イチゴ畑の地下に住んでいて、春が来るとイチゴの実を赤い色に染めるのがお仕事である、おばあさんの話です。
ストーリーは、冬なのに暖かい日が続いてイチゴの実がなる時期が早まってしまいさあたいへん! という感じ。
イチゴを赤く塗る小さなおばあさんとは、なかなか奇抜な設定です。
色を準備する手順もなかなか手が込んでいて、ヘンにリアリティがあります。
実際、これを読み聞かせたあとでイチゴを見せたら、「イチゴ、おばあちゃんが赤くしてくれたね」とか言ってました。
いいね。
イチゴといえば、こんな絵本も持っていたので、あわせて紹介します。
『ポットくんとイチゴぐみ』
福音館書店「かがくのとも」シリーズで、昨年刊行されたもの。
なぜ、2才の子どもしかいない家庭に、「5才~6才向き」の絵本があるのかは秘密。
最近になって、何とか読み聞かせできるようになってきました。
物語は、イチゴを増やすために、植木鉢のポットくんが奮闘する話です。
イチゴはランナー(つる)が伸びてくるので、そのランナー部分を切り離して別苗として育てていくことができるようです。
伸びてきたイチゴのもとを、別の入れ物にいれて育てると、またそこから花が咲いて実がなるのです。
という感じで、正確な事実にもとづいた絵本です。
さすが「かがくのとも」だね! と思いました。
わが家のイチゴも成長してきたら、やってみましょうかねぇ。
おしまい。
Andy Stott, SineRider, Mungolian Jetset - Linus 定期便 2016年5月
はじめに
2016年5月の Linus 定期便報告です。
5月も3枚でした。
1枚 (Mungolian Jetset) は、15周年記念セールで旧譜を捕獲したもの。
このアーティストを知ったのも、定期便のおススメからだったなーと。
定額制ストリーミングサービスで何でも聴けるようになりましたが、その分、自分にとってよい音楽にたどり着くまでが大事だなと思います。
私も Google Play Music を利用していますが、自分の傾向として、新しいアーティストを探すことをしないことがわかってきたので(知っているアーティストの作品を補完していくことが多い)、まったくの新規開拓には、Linus 定期便のようなキュレーションサービスが必要だよなーと、あらためて思うのでありました。
「これを聴いた人はこれも聴いています」的なヤツって、参考にはなるんですが、これだ! っていうのはあまりなくて、だいたいちょっとズレるので、結局、そこから「探す」という行動を取らないといけないんですよねぇ…。
Andy Stott - Too Many Voices (2016)
UK の Andy Stott さんによる4枚目。
実験的かつムードあるベースミュージック。
カットアップとか変則リズムとかを多用した音作りはそのままに。
前作にあった、シリアスな攻撃性はちょっと減退。
優しげな音色や、艶やかなボーカルなどが印象に残ります。
あと彼の作品は、ビートの多彩さが魅力なのかなと、あらためて思いました。
アルバムごとの違いもそうですが、曲単位でも、それぞれいろんな表情を見せています。
まさに職人芸って感じ。
とても良いです。
LINUS RECORDS/Andy Stott : Too Many Voices [CD]
SineRider - Seconds Minutes (2016)
マサチューセッツの Devin Powers さんによる1枚目(デジタルではリリース多数だが CD では初めてとのこと)。
全体を穏やかな音色でコーティングしており、夢見心地な雰囲気が流れています。
加えて、シューゲイザーや IDM っぽい要素も入っていて、意外とつかみどころのない印象も受けます。
といっても、全体の雰囲気はあくまで統一されているので、とおして安心しながら聴きつつ、あっここ面白いな、という具合に発見していく感じ。
それぞれの要素が、ひとつの音楽にうまく溶けこんでいます。
まさに職人芸って感じ。
とても良いです。
LINUS RECORDS/SineRider : Seconds Minutes [CD]
Mungolian Jetset - Schlungs (2011)
ノルウェーの2人組による2枚目。
フロア仕様のエレクトロ・ハウス。
ファンキーでキラキラしたダンストラックと、ノリノリのボーカル。
次作が比較的、ダンスミュージックに寄りつつ、全方位的な音作りをしていたのに比べると、今作はもう少しフロアに意識を向けているような。
身体を揺らす、躍らせることに主眼が置かれているように感じられます。
以前、「WIRE セカンドフロア系」って形容しましたが、今作はメインフロアの浅い時間帯に出てきてもおかしくなさそうな感じです。
即効性高いです。
楽しい。
LINUS RECORDS/Mungolian Jetset : Schlungs [CD]
おしまい。
週末の冒険(大風編)と、『ぞうくんのおおかぜさんぽ』
はじめに
ゴールデンウィークは、遠出をせず、近場でもろもろとすごしました。
どこに行っても混んでるし、お金もかかりますしね…。
関東は、期間中とおして、風はちょっと強かったけど、いい天気でございました。
青空すぎる。
外遊びにぴったりな日々です。
そんな好天だったので、公園でおさんぽでもするべということで、「東松戸ゆいの花公園」に行くことにしました。
ここ、隅々までよく整備されていて、散歩に最適な公園なのです。
お花はキレイだし、芝生も生えていて寝っ転がり放題。
人は少なく、車両は乗り入れ不可だし、ボール遊びとかも出来ないので、小さい子どもが、何も気にせずに走り回れます。
ゆい散歩
ということで、公園に到着後、適当に散策する。
遠く離れたベンチのところに、ぽつんと佇んでいます。
こんなに離れても、心配ご無用(人がいないから…)。
こんなところも歩けます。
なぜか井戸もあります(水は出ないけど)。
その他、休憩ができる建物もあります。
そこでお弁当を食べて帰りました。
それにしても、この日は風が強かった。
芝生に寝っ転がりながら、ごろんごろんごっこをして遊びました。
この本の再現であります。
『ぞうくんのおおかぜさんぽ』
「ぞうくんのさんぽ」シリーズの3作目。
他の作品に、『ぞうくんのさんぽ』と、『ぞうくんのあめふりさんぽ』があります。
内容は、ぞうくんが散歩にでかけて、かばくんとわにくんとかめくんに会いつつ、一緒に散歩してご機嫌、という話です。
3作とも同じ展開ですが、微妙なバリエーションの違いが逆に面白かったりする。
とくに、「おおかぜさんぽ」は、意外な展開になるので、楽しい。
子どもは繰り返しが大好きです。
私も繰り返しが大好きです(ビューティフルドリーマー)。
絵柄は、お話を彷彿とさせる、ほのぼのとしたタッチ。
文字も手書き(レタリング)で、とても味わいがあります。
読み聞かせる方も、のんびりとトボけた感じで読みます。
息子がケラケラ笑ってくれるので、私もごきげんです。
おわりに
「ぞうくんのさんぽ」シリーズは、家族そろってほんとうにお気に入りで、組木も持っています。
ぞうくんのさんぽ なかのひろたか ぞうくんのあめふりさんぽ ぞうくんのおおかぜさんぽ おはなしパズル
これがまた、とても丁寧に作られていて、素晴らしい出来なのですよ。
息子は、線路の横において、電車が通るのを見学させたりしています。
「えきだよ」とかいってる。
そのうち、人形劇で内容を再現したりしてあそぼうかなー。
おしまい。