Kolsch, Bruno Bavota - Linus 定期便 2015年8月
今月の Linus 定期便報告です。
先月の Rachel Grimes がよかったので、今月からポスト・クラシカルもセレクトに含めてもらうことにしました。
というわけで、今月の2枚は、安定のミニマル系と、ポスト・クラシカルのセットです。
Kolsch - 1983 (2015)
デンマークの Rune Reilly Kolsch さんによる2枚目。
安定のミニマル・ハウス。
軽快な四つ打ち、ブリブリしたベース、上品な上モノ、陶酔感のあるループ音。
とても気持ちいい、という意外に書きようのないくらい、気持ちいいです。
「Kompakt レーベルのミニマル系」ってひとこといえば、通じる人には通じると思います。
Gui Boratto とか、The Field とか。
身もフタもない表現ですが、いいモノはいい、ということで。
LINUS RECORDS/Kolsch : 1983 [CD]
Bruno Bavota - Mediterraneo (2015)
イタリア、ナポリのピアニスト Bruno Bavota さんによる4枚目。
美麗なポストクラシカル。
ピアノを軸に、ストリングスやギターなどを用いて、淡く儚げな世界観を演出。
ピアノが全体に入ってくると、かなり儚い方向へと針が振り切れるなぁと思います。
疲れている時に聴くと、不意に泣けてきてしまう、この感じ…。
たまに差しこまれる、アコギ主体のナンバーもいい感じのアクセントになっています。
とてもいいです。
LINUS RECORDS/Bruno Bavota : Mediterraneo [CD]
おしまい。